能登のこれからをアートで考える”ノト・コレカラート”の活動として、生きものの専門家と自然のたくましさに触れ、アーティストと一緒に絵を描く講座を珠洲市内で開催いたしました。(草花と虫たち スズでスケッチは8月1日に第1回を開催予定でしたが台風のため延期になり、その後の10月6日も奥能登豪雨災害により延期になりました。なので今回がやっと実施のできた1回です。
虫かご、虫あみを持っていざフィールドへ photo: Kaede
2024年11月10日 珠洲に着くと青空が広がり秋晴れのなか活動が始まりました。今回は小学校1年生から中学校2年生までの計6名の方に参加いただきました。
能登学舎前の海岸で自然観察の様子
午前中は生きものの専門家である宇都宮大輔先生と一緒に自然観察を行いました。能登学舎の周りを探索し、生きものや土地について専門家ならではの視点からお話をしていただきました。歩いていて植物や虫、何か変わった物に出会うと宇都宮先生を呼んで来て、「これは何ですか」と質問する声が多くありました。色々なことを教えていただけるので、大人も子供も自然観察に夢中になり長い時間を外で過ごしました。そして、スケッチを行うためのモチーフ(虫、植物、漂流物など)を探しました。
「この虫の名前は何ですか?」と宇都宮先生に尋ねる子供達
この虫かごの中は珠洲の生態系!!
午後はアーティストである高橋治希先生に水彩絵の具の使い方や特性をレクチャーしていただきました。まず、どんな色がパレットにあるのかを知るために画用紙に一色ずつ色を塗りました。
どんなが色があるかスケッチブックに書き出し中
たくさん収集してきたものから描きたいモチーフを選び、よく観察してから、スケッチブックに絵を描きはじめました。制作時間は2時間程で、小学生にとっては時間が長くて、中学生にとってはあっという間の時間だったと思います
よ〜く観察して、スケッチ中
また、宇都宮先生が顕微鏡を用意してくださり参加者の方は、自分が収集した物がどのように見えるかと興味を持ちながら顕微鏡を覗いて観察していました。
顕微鏡の世界 photo: Kaede
最後に講評会を行い、高橋先生からアドバイスをいただきました。今回の参加者は小学校1年生から中学生までと学年の幅があり、それぞれが役割を果たしながらこの活動を深めることができたと思います。具体的には、自然観察は小学生が積極的に行い、スケッチでは中学生や大人が夢中になり取り組んでいました。参加者の方からの声で、1日使って自然観察からスケッチまで行えることはすごく贅沢な時間でしたという感想がありました。この活動を通して、これからも穏やかな時間をつくっていきたいと思います。
最後にみんなで記念撮影
赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ)の助成を受けて活動しました。ご寄付いただいた方への感謝を申し上げます。